顔のたるみを解消するトレーニングとは


顔のたるみを解消するトレーニングは、緊張している顔の筋肉をほぐし、表情筋を鍛えます。
表情筋が衰えてきますと、顔の表情が乏しくなって、ちょうど肩凝りのような状態になっているのです。
物をかむときに使うのが咬筋と側頭筋です。
ストレスや緊張などで気づかぬうちに歯を食いしばる癖がある人は注意が必要ですよ。
もし、両あごの上辺りを触るとコリコリとしたコリがある場合は、リンパや血液の流れを妨げ、むくみ、たるみの原因となってしまいます。表情筋トレーニングを行う前にこのコリを解消しておくことが大切です。
ほぐす筋肉は、咬筋と側頭筋、あごの下の筋肉です。咬筋は、頬に手を当てて歯を食いしばるとぽっこり盛り上がる筋肉です。側頭筋も同様に歯を食いしばるとこめかみの上辺りで盛り上がるので確認できます。
あごの下にある顎舌骨筋は、ものを飲んだり、舌を押し上げるときに使う筋肉。ゴリゴリとした感触がある人は筋肉が凝っていて表情が乏しくなっています。

【咬筋のマッサージ方法】
両手をグーに握り、指の第2関節を咬筋に対して垂直に当て、あごのラインに沿って筋肉を上下に動かし、心地よい強さでほぐします。

【あごの下マッサージ方法】
あごを少し前に出し、あごの下の凹みに両手の親指の腹の一番膨らんだ部分を当てます。
あごの骨に沿って、1cmぐらいずつ指をゆっくりと外側へずらしてもみながら、あごの先から耳の下までロ元の筋肉をゆるめて、力を入れすぎないように注意しながらしっかりほぐします。

【こめかみの上の筋肉マッサージ方法】
手のひら下部の膨らんだ部分を使い、こめかみから耳の後ろ辺りまでを押しながら、小さな円を描くようにしてゆっくりと、気持ちいいと感じる強さでマッサージします。

【表情筋のトレーニング方法】
思い切り口角を上げて、「イー」と声を出しながら5秒間キープします。
ロをしっかりすぼめて、「ウー」と声を出しながら5秒間キープします。
ロをすぼめたまま、舌を「ベー」と思い切り出して5秒間キープします。
舌を上に向けて5秒間キープします。
表情筋トレーニングは、いつでもどこでもできますので、一日何度でも実行するようにしてください。
例えば、洗面所でお化粧直しの時に「イー」です。通勤電車の中でも中吊りの広告を見ながら「イー」ですよ。