顔のたるみとお肌の糖化

顔のほほや目の下などがたるむ原因にお肌の糖化があげられますが、糖化はお肌がハリを失ってしまう現象で、糖化がたるみの要因であるとされるようになりました。

若い肌は弾力があり、ピンと張って潤いもありますが、徐々にゆるんでしまい、重力に負けて下へと垂れ下がるようになります。

皮膚の薄い部分はたるみやすく、やがて顔全体が老化して老け顔になってしまいますので、お肌の老化を招く糖化を予防できれば、顔のたるみケアになります。

糖化が起こるのは、糖分(グルコース)が食事などで取り込まれることで始まり、糖が体内に入り、体を構成しているタンパク質と結合すると、タンパク質まで糖化させます。

お肌の場合、皮膚を構成しているタンパク質のコラーゲンやエラスチンと結び付いて糖化生成物を生成し、糖化生成物は物の柔軟性を妨げる性質があって、溜まっていくとどんどん張りのないくすんだお肌になってしまいます。

糖化したお肌はハリがなくなって、ほほなどにたるみのある老化した状態に陥りますので、肌老化を防ぐためには、糖化が起こらないようにするのがポイントです。

糖化が起こらないようにするには、甘いものや炭水化物の摂り過ぎに注意し、コラーゲンを合成する機能を強化するようにして、糖分を消費するために運動も行います。

糖分をエネルギーに変えられるように、ウォーキングをするなどして、顔のたるみのないお肌の糖化防止が大切です。