顔のたるみと加齢

顔のほほがたるむ最も大きな原因が加齢ですが、人は誰しも歳を取ると老化しますし、お肌も例外ではなく、加齢によって皮膚はたるみ、しわやシミができます。

一口に老化といっても、いくつかのパターンがあります。ひとつ目のパターンは、皮膚の老化です。皮膚は表皮と真皮からなっていて、筋肉の上に脂肪層があり、脂肪層にはコラーゲンを含む繊維性組織が走る皮下組織、真皮、表皮と続きますが、お肌のハリや潤いが老化で失われますと、皮膚は弾力を失ってたるみやしわができますので、たるみを解消するには、お肌をしっとりと潤った状態にすることが大切になります。

ふたつ目のパターンは皮下組織の老化です。真皮の下のある皮下組織が老化することで起こるのが、ほうれい線の深いしわやブルドッグのようなフェイスラインの崩れです。

皮下組織は皮膚と筋肉の間にある繊維状の組織で、真皮を持ち上げてお肌をふっくらとさせる働きがありますが、加齢によって老化することで弾力がなくなると、ほほが垂れ下がるほどにたるんでしまいますので、コラーゲン補給が重要なたるみケアになります。

3つ目のパターンに筋肉の老化があります。身体と同じように顔の筋肉も歳を重ねるごとに衰えますし、顔には表情筋があり、筋肉が老化することで上手く表情を作ることが難しくなってしまいますので、筋肉を常に鍛えておかなければほほはたるむ一方ですから、顔のストレッチなどが有効ですし、加齢によって起こるほほのたるみは、原因別に対策を考えて、たるみを解消するのが大切です。