顔のたるみと病気の関係とは


顔のたるみには、アルコールや塩分の摂り過ぎ、疲労や運動不足などの一過性の原因で起こるものが多いとされています。

顔のたるみで注意が必要なのが、病気による顔のたるみです。

顔色や肌のつやには健康状態がでるのですが、顔のたるみも同様で、何らかの病気によって現れるたるみがあり、適切な対応もせずにいると大きなダメージを追うことがありますよ。

顔にたるみが出る疾病で代表的なのが腎臓病で、急性腎炎・慢性腎炎やネフローゼ症候群といった腎臓病は、たるみが顔から始まるケースが多く、徐々に足や手などの他の部分に広がっていきます。

顔のたるみが引かずにタンパク尿になったり、高血圧の症状が見られるようになりますから、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

心臓病も肝臓病でも顔のたるみが起こりますので、顔よりも足のたるみが先に気が付くことがありますが、顔にまでたるみが出るのは、かなり症状が進んでいる状態で、呼吸困難なども併発しているようでしたら、医師に診断をしてもらうようにしましょう。

顔にたるみが出る疾病で、甲状腺機能障害や貧血でもありますので、疾病によるものと一過性のものとでは見極めが難しいこともあります。

顔のたるみが1週間以上続いたり、尿量が減ったり血尿がある、胸が苦しくなるといった異常があるなら病院で診察してもらうことをおすすめします。